コラム

2021.07.21

SLTレーザー(緑内障レーザー治療)についての当院での成績(前篇)

暑いですねー。皆様元気ですか?最近暑い部屋で扇風機をよく使うので目が乾燥している院長兒玉です。

 

 

本日も手術 いつもどおり無事終わりまして白内障8人(そのうち選定療養多焦点眼内レンズ2人)、硝子体手術1人みなさん無事におわり、術後の電話での声も明るく元気そうで何よりでした。

 

硝子体は、やや難しい眼内レンズ完全脱臼の交換+眼内レンズ強膜内固定の硝子体の患者さんでしたが、新しい道具を使用しまして無事に終わりました。

 

 

一昨年のフィルムアワードにもなったという、逆転の発送で眼内レンズを取り出すとても素晴らしい道具を使用した、その様子は次回お伝えできると思います!

 

 

本日は、久しぶりに学術的な話をしようかと思います?

毎日毎日診察と手術に追われていると、自分が行っている一般的な標準治療が本当に正しくできているのか悩むことがあります。

 

当院では、開院当初からSLTという特殊な緑内障レーザー機器を設置しております。

 

 

 

緑内障は、以下のように視野がどんどん欠けていく病気で、日本人の中途失明原因の第一位の座に君臨する、恐ろしい病気です。

たちが悪いのは、下の図のようにものの中心が見えなくなるのは末期なので、自分で気づいたときにはすでに手遅れとなることが多いことです。

 

緑内障後期を戦国時代に例えると、大阪城の外堀内堀を徳川家康に埋められて、絶望的な状況で戦わざるを得ない、大阪夏の陣での豊臣家のようなものです。

これではすでに負け戦なので、本来はそうなる前に何らかの手を打たなければなりません。

 

そうならないように緑内障は眼圧(眼の血圧のようなもの)を下げるため毎日点眼をしなければなりません。ただ、これがコスト的、労力的に大変なのです。

 

緑内障点眼のある統計では、、、、、

①2割が自己判断で点眼治療を中断
緑内障の点眼治療を自分の判断で中断している人は12.7%(114/900人)、一時的な中断経験者も含めると、自己判断による点眼治療の中断率は18.7%(168/900人)

②40代男性 4人に1人が点眼治療を中断
点眼治療の中断率を年代別でみると、40代が最も高く23.7%(71/300人)でした。特に40代男性は4人に1人の25.3%(38/150人)が点眼治療を中断

という恐ろしいデータがあります。

 

まいにち歯磨きはするとは思うのですが、なかなか点眼を続けるのは難しい事のようです。

 

ですので、なるべく点眼をせずに眼圧を下げるにはどうしたらいいのか、そのためにSLTレーザーが登場しました!(後編につづく)

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