お久しぶりです。
最近HPを更新していませんでした、、、すみません。
毎週火曜日は手術の日なのですが、本日も白内障手術5件・硝子体手術2件を行わせていただきました。みなさんいつもどおり問題なく手術を終了いたしました。
紹介の硝子体手術が増えてまいりまして、毎週硝子体手術をさせていただいているのですが、
一人は黄斑円孔と言って、高年者人口の0.09~0.3%程度であり, 女性が男性の2~3倍多く発症する疾患で、
今回の方はやや若年であり、患者さんと相談した上で、自然に後部硝子体膜が剥がれて牽引が解除された場合、軽快することもまれにありますので、経過を見ておりましたが、黄斑円孔に移行したため手術を行いました。
手術は無事終了しましたが、6フッ化硫黄ガスという、抜けにくい特殊な気体を使用して眼球を内部からおさえておりますので、術後、黄斑部を閉鎖するためにうつ伏せの姿勢を取る必要があります。
当院での硝子体手術で一番多い、網膜前膜(別コーナで解説したいと思います)の場合、通常通り剥離できればうつ伏せは必要ないのですが、硝子体手術の場合、場合により数日間のうつ伏せが必要になる可能性もあります。
数分で手術の終了する白内障と比較して、術翌日はすぐには見えなかったりと、回復がゆっくりな手術ではありますが、患者さんに喜んでいただけるよう、感染対策には万全の注意を払い施行しております。
次回はお子さんの話をさせていただこうと思います。