コラム

2019.09.11

ドライアイのお話の続き

だいぶ遅くなりましたが前回のつづきです。

当院では目の違和感を訴える患者さんに対して、涙液層を調べる検査を行っております。

これをBUT検査といいます。

 

 

すると、上記のような画像でした。よく見ると、フルオレセインという、涙に取り込まれる色素が

ところどころ蒸発している(まだらに黒く抜けているところです)様子が見て取れます。

 

涙は「水分」と「ムチン」という物質によって作られており、双方バランスの良い涙が質のよい涙といわれています。
ムチンは、水分を目の表面にとどまらせる働きを担っており、涙をくっつける大切な成分です。

 

この患者さんは、水分は出ていますが、ムチンが足りないので涙の質が低下しているので、ヒアルロン酸をつけると、栄養豊富な自前の涙液を洗い流してしまい、よけい悪化させてしまうことがあります。

 

この患者さんは、ヒアレイン点眼を中止いたしまして、ムチンを増加させるジクアス点眼にきりかえたところ、下図のように症状がよくなりました。

 

 

この検査がおっくうで、実施しない先生も多くいらっしゃいますが、当院ではとても大事な検査と考えて必ず実施して、画面で患者さんと一緒に確認させていただいておりますので

お困りの際は是非一度診察にいらしていただけると幸いです。

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